
海外に行きたいけど英語ができない。今から何年も英語を学習し続けるほど若くない。とりあえず海外に行ってみたけど英語がダメ過ぎた。。。そんな方にオススメなのが2カ国留学です。今回は2カ国留学のメリットとデメリットを紹介します。
そもそも2ヶ国留学とは?
「2カ国留学」って言葉は知っていますか?これは私も最初留学を考えた時に言葉すら知らなかったのですが、語学留学する際に前半の期間と後半の期間で国を分けるという留学方法です。主に半年以上の語学留学をする人に人気の方法です。
例えば6ヶ月の語学留学を考えていたとして、前半4ヶ月はフィリピンに留学して、後半2ヶ月はカナダに留学するといった感じになります。では、なぜそれが良いのか説明していきますね。
なぜ2カ国留学がオススメなのか?
半年以上の語学留学を検討している場合、だいたいの人はネイティブスピーカーがいる国に行きたいと考えます。カナダ、オーストラリア、アメリカ、イギリス、ニュージーランド、オーストリア、アイルランドあたりです。これらの国は確かにネイティブスピーカーがいるので発音がうまい英語が話したいという日本人にとっては人気です。
ただ、だいたいの留学希望者が知らないのですが、英語圏の語学学校は基本的にレベルが高いです。レベルが高いというのは、生徒のほとんどが日常生活に必要な英語をペラペラと話せるレベルに達しているという意味です。おそらくTOEIC400点台-500点台の人からみたらネイティブに見えることでしょう。
一般的な日本人の英語力はTOEIC500点程度ですから、クラスに入ると最下位の気分になると思います。授業には全くついていけないでしょう。できることなら英語圏の国に留学する前に、最低でもTOEIC700点程度の英語力(できれば800点程度)を身に着けておきたいところです。
そこで2カ国留学の出番になります。最初は英語圏ではないけれど英語が通じるアジアの語学学校に行ってTOEICを700点台-800点台に上げ、その後で行きたかった英語圏の語学学校に行くというわけです。そうすれば授業にもついていけるので、楽しい2カ国目の留学が実現します。
2カ国留学のメリット
それではメリットを整理しましょう。
- 英語圏に行く前に英語の底上げができる(TOEIC400点台-500点台の人にはかなり重要な要素)
- 英語圏の語学学校の授業についていけるようになる
- 1カ国目がアジアになるので、トータルで留学費用を抑えられる
費用面の話をしていませんでしたが、アジア圏は英語圏より物価が低いので留学費用も当然安いです。これもオススメできる理由です。
2カ国留学のデメリット
デメリットも整理しましょう。
- 2カ国分の準備がいるので少し面倒
- アジア圏は多少治安が悪い
- アジア圏に興味がない人はモチベーションが落ちる
といったところです。2カ国分の準備に関しては、留学エージェントを通せばだいたい無料で手配してくれるので、余り気にすることは無いと思います。
アジア圏と聞くと治安に関して心配する方もいると思いますが、私がオススメする留学先を選んでおけば間違いありません。1カ国目の留学に関しては他の記事で書く予定ですが、日本人経営の語学学校を選んでおけば不安はだいたい解消されると思います。
オススメの留学先
- 1カ国目は断然「フィリピンのセブ」(一択です)
- 2カ国目は好きな英語圏でよい(私の場合は「カナダのバンクーバー」)
最後に
いかがでしたか?私の場合はTOEIC400点台だったので、1ヶ国目にセブでTOEIC800点台まで上げてから、2カ国目にバンクーバーに行きました。バンクーバーの語学学校で授業を受けた時に自然と英語が口から出てきた時、2カ国留学をして本当に良かったと思いました。半年以上の語学留学をする方にはものすごくオススメです。


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