
以前はTumblrでブログを書いていましたが、リニューアルに伴い、WordPressに変更しました。無料のブログサービスと違ってお金はかかりますが、できる幅も広がるので、今後ブログをもっと楽しめそうです。ということで、ブログ移転の際に行った方法を紹介します。
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ドメイン取得とレンタルサーバ契約の注意点
引っ越しに際して新たにドメインを取得する必要があります。どこで取得しても大差無いですが、もし初めて取得する場合は、リスク回避の観点から、ドメインの更新期間は1年にすることをオススメします。ちなみは、私はドメイン名のアルファベット間違えてしまい、その分のお金が無駄になったという残念な経験がありますので、慎重にドメインは決めましょう。ドメイン会社は当日中でも支払いが終わっていると返金には全く応じてくれないです。。。通常カード決済をすると一瞬で支払いは終わるので、慎重に慎重を帰すのであれば、銀行払いにすると良いでしょう。銀行払いなら支払いまでに期間があるので、後でアルファベットの間違いがあった時にドメインを変更できます。1円もお金を無駄にしたくない人向けですね。
また、レンタルサーバにはドメインが無料のものがありますので、それを選ぶ場合は、必ずしもドメインを先に取得する必要はありません。むしろ先にレンタルサーバを選定した方が良いでしょう。
オススメのレンタルサーバ
レンタルサーバは以下のXserver (Xdomain)
かさくらのレンタルサーバ
を選んでおけば問題無いでしょう。


もっとはっきり言ってしまえば、Xserver (Xdomain)
は、ドメイン無料キャンペーンも頻繁にやっていたり、無料SSLに対応しているのでお得ですし、X10にしておけばサイトのアクセスが増えても安心して任せられる性能もあります。だからこのブログで使用していますし、選択肢として間違いないと思いますよ。オススメです。
TumblrからのWordPressへのインポート
それでは、ドメインも決まり、レンタルサーバも決まり、WordPressも構築できたという前提でメインの話題に進みます。
WordPressにはデフォルトで「Tumblr Importer」というプラグインが入っていると思いますので有効にして下さい。もし入っていない場合は先にそのプラグインをインストールして有効にして下さい。
Tumblrのインポートはツールからできます。「ツール -> Tumblrをインポート」を選択してください。
まずは、英語で書かれている手順通りに認証キーを取得する必要があります。「http://www.tumblr.com/oauth/apps」のリンクをクリックします。
すると、以下の画面が表示されるので、「+アプリを登録する」を選択します。
次の画面で以下の必要な項目を入力して、「登録」を押します。(キャプチャが少し切れていますが、下にも項目があります)
- アプリケーション名 : WordPress上のサイト名
- アプリケーションウェブサイト : WordPress上のサイトのURL
- 管理用の連絡先メール : WordPressと同じでよいでしょう。
- デフォルトのコールバックURL : 「Tumblrをインポート」のところに表示されているデフォルトのコールバックURL(「アプリケーションウェブサイト」と同じはず)
認証に成功すると以下の画面が表示され、認証キーが手に入ります。
その後、WordPressの最初の画面に戻って更新すると、以下の状態になっています。「Authorize the Application」を押して下さい。
今度はWordPressへの投稿許可を尋ねられるので、「許可」します。
ここまででやっと旧ブログのTumblrと新ブログのWordPressがつながりました。最後に、「このブログをインポート」を押します。
以下のように表示されればインポートは完了です。
投稿を見てみると、かなりキレイにインポートされています。素晴らしいですね。
TumblrからWordPressにリダイレクトさせる
通常のサイト移転であれば、旧サイトから新サイトに301でリダイレクトさせるのが一般的です。ですが、無料ブログサービスの場合はそれができません。(正確にはTumblrにはリダイレクトのメニューがあるのですが私が触ったときには機能しませんでした。Tumblrに馴染みがある私からすれば、中途半端な機能をリリースすることはTumblrは頻繁に行っているので、普通にバグでしょう。この機能を使うユーザも少ないでしょうからね。)
なので、結論としては、JavaScriptでリダイレクトさせます。旧サイトと新サイトでリダイレクトさせたいページのマッピング表を作成し、1対1でリダイレクトさせます。かなり地道な作業なので、アクセス数が高いページだけに絞ると良いと思います。
雰囲気はこんな感じのコードがあれば良いでしょう。
(function() {
"use strict";
function isIncludedID(url, id) {
if (url.indexOf(id) !== -1) {
return true;
} else {
return false;
}
}
var url = location.href;
if (isIncludedID(url, 'ID-OF-POSTX')) {
location.replace('https://yournewblog.com/postX/');
} else if (isIncludedID(url, 'ID-OF-POSTY')) {
location.replace('https://yournewblog.com/postY/');
}
})();
Tumblrは記事ごとに11桁の数字のIDを付与してくれているので、上記のようにID(この場合は’ID-OF-POSTX’と’ID-OF-POSTY’の箇所)が含まれていればリダイレクトするようにすれば、日本語を使ったURLにも対応できます。
最後に
どうでしたか?私と同じようにTumblrからWordPressに移転する方には参考になったのではないでしょうか。私はWordPressに移転してからかなり快適です。CMS恐るべし(笑)
環境
- WordPress : 4.9.1


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