
どうも、Keidです。久しぶりのコラムですね。今回言いたいことは、タイトル通り、エンジニアやデザイナーとして海外を目指すならGitHubと英語を今すぐ始めろ!ということです。これは海外企業で働いている日本人のエンジニアやデザイナーであれば全員賛同してもらえる意見だと思います。そんなの当たり前でしょ、と思った方はもうこの先を読む必要はありません。それ以外の方々に向けて説明します。
なぜ海外を目指すならGitHubなのか?
まず、日本人が日本企業に転職する場合と海外企業(現地企業)に転職する場合では面接官の見るポイントが異なります。日本と海外という文化の違いは多少ありますが、問題となるのはエビデンスです。
例えば、日本人のエンジニアが日本のA社からB社に転職しようとした場合、履歴書にA社での実績を記載し、B社の面接官はそれを見て評価してくれます。これは日本企業が履歴書をエビデンスとみなす傾向にあるからです。これ自体は何の問題もありません。
例えば、日本人のエンジニアが日本のA社から海外のZ社に転職しようとした場合、Z社の面接官は何をエビデンスとして評価するでしょうか?それは、履歴書、ポートフォリオ、電話による前の会社の上司の評価(リファレンスコール)です。ここで気づいてほしいのですが、リファレンスコールというのは英語でなければならないということです。そんなことが可能ですか?自分の上司は英語ペラペラですか?おそらく、一般的な日本企業であれば、上司は英語はほとんどできませんし、転職先から英語で電話がかかってくるなんて想像もできません。加えて、面接官は日本企業についての知識も無いため、履歴書の内容をどこまで信じてもらえるかは面接次第です。つまり、日本人のエンジニアが海外に挑戦するということは、履歴書とリファレンスコールが無い状態で就職活動をすることになりますから、現地の人よりもハードルが上がります。もちろん、ビザの問題もあります。
では、どうすればよいか?結論はポートフォリオを充実させて、見て分かる形で能力を証明することです。ポートフォリオとは作品集という意味で、要は実際に作ったものを見せる事を意味します。そこで、ポートフォリオを作る最も簡単な方法がGitHubという言うわけです。時間をかければ誰でも充実させられるので本当に簡単です。仮に入社1年目から初めて3年目に転職しようとした場合、3年分のエビデンスがすでにGitHub上にあるわけですから。本当に時間をかけるだけと言えます。
あなたはGitHubアカウントを持っていますか?アカウントを作ったまま放置していませんか?海外に行きたいという思いがあるなら、今すぐ始めることをオススメします。
今すぐ、この記事を読んだ後すぐに、です。
なぜ海外を目指すなら英語学習なのか?
そんな説明はいりませんね(笑)他の記事で英語の学習方法は書くとは思いますが、優先してやることは以下です。これらを地道にやっていれば、必然的に必要な英語の能力を身につけられます。
英語学習で優先すること
- ボキャブラリを毎日増やし続ける(英単語の継続学習)
- TOEICで800点台を目指す
- GitHubを英語で書く(ReadMeを英語で詳しく説明する)
最後に
私は海外を目指した時に、英語もできず、GitHubもろくにやっておらず、苦労しかありませんでした。。。能力があったとしても証明する手段が無ければ評価はされないのです。知らなければ行動にはつながりませんが、この記事を読んだあなたは必要性に気づいたはずです。皆さんが私のようなミスを犯さないように計画的で安全な道を選んでくれることを願います。