![[tips][Sublime Text] Sublime Text 3をインストールしたらまずやること](https://casualdevelopers.com/wp-content/uploads/2014/01/sublimetext3logo-512x300.jpg)
最近お気に入りのエディタ「Sublime Text 3」のインストールしたら最初にやることを紹介します。プログラミングするには最適なエディタだと思います。環境はWindowsですが、やることはMacと変わりません。(Macの人はショートカットが多少変わるので、適宜調べてください)
1. 「Sublime Text 3」のインストール
(1)Windows用インストーラをダウンロードし、インストールする。
(2)「sublime_text.exe」を起動する。
2. 「Package Control」のインストール
「Package Control」はSublime Textにパッケージを入れるためのパッケージ管理ツールです。
2-1. インターネット経由でインストール
(1)ショートカット「Ctrl + `」でコマンドライン表示。
(2)コマンドラインに以下を入力して実行する。
import urllib.request,os,hashlib; h = ‘7183a2d3e96f11eeadd761d777e62404e330c659d4bb41d3bdf022e94cab3cd0’; pf = ‘Package Control.sublime-package’; ipp = sublime.installed_packages_path(); urllib.request.install_opener( urllib.request.build_opener( urllib.request.ProxyHandler()) ); by = urllib.request.urlopen( ‘http://sublime.wbond.net/’ + pf.replace(’ ’, ’%20’)).read(); dh = hashlib.sha256(by).hexdigest(); print(‘Error validating download (got %s instead of %s), please try manual install’ % (dh, h)) if dh != h else open(os.path.join( ipp, pf), ‘wb’ ).write(by)
2-2. ZIPファイルからインストール
(1)「Package Control」のZIPファイル をダウンロードし、解凍する。
「3 Download Package Control.sublime-package …」のところにリンクがあります。
(2)(1)で解凍したフォルダを「Preferences -> Browes Packages」に配置し、Sublime Textを再起動する。
2-3. 「Package Control」の検索
(1)ショートカット「Ctrl + Shift + P」でコマンドパレットを表示。
(2)「install」と入力して、「Package Control: Install Package」を選択します。「Package Control」用の検索画面が出たら、パッケージを検索できます。
3. 日本語のインライン化(Windowsのみ)
Sublime Textはデフォルトだと日本語入力の時に小窓が表示され、使いにくいので、インライン化します。
「IMESupport」は、日本語のインライン化をしてくれるパッケージです。
(1)「Package Control」で「IMESupport」を検索してインストールします。
(2)(1)で失敗する場合は、GitHubのZIPをダウンロードして、解凍したフォルダを「Preferences -> Browes Packages」に配置し、Sublime Textを再起動する。
4. 文字コード対応
Sublime TextはデフォルトだとUTF-8しか扱えないため、Shift-JIS等の日本語のファイルを開くと文字化けしてしまいます。
「ConvertToUTF8」は、Shift-JIS等の日本語のファイルを文字化けせずにUTF-8に変換してくれるパッケージです。保存時は元の文字コードで保存されます。
(1)「Package Control」で「ConvertToUTF8」を検索してインストールします。
(2)(1)で失敗する場合は、GitHubのZIPをダウンロードして、解凍したフォルダを「Preferences -> Browes Packages」に配置し、Sublime Textを再起動する。
MacやLinuxの場合はCodecs33を合わせてインストールする必要があります。
5. Sublime Textの設定
Sublime Textを使いやすくするための設定の一例になります。
「Preference -> Settings – User」に以下を追記し、Sublime Textを再起動する。
{ "font_face": "Consolas", // フォント(人気なのは”Ricty”、”Consolas”、”Panic Sans”) "font_size": 10, //フォントサイズ "line_padding_top": 5, //行間 "tab_size": 4, //タブサイズ(デザイナやPythonユーザは4、Rubyユーザは2) "draw_white_space": "all", //タブやスペースなどの不過視文字を表示 "highlight_line": true, //現在の選択行をハイライト表示 "trim_trailing_white_space_on_save": true, //空白の削除 "word_wrap": true, //自動改行 "translate_tabs_to_spaces": true, // タブをスペースに変換 "default_encoding": "UTF-8", // デフォルトのエンコーディングの文字コード "fallback_encoding": "UTF-8", // 文字コードが不明なファイルのエンコーディングの文字コード "show_encoding": true, // エンコーディングの文字コードを右下のステータスバーに表示 }
6. 全角スペースのハイライト
5の設定をすると半角スペースの判別が簡単になるのですが、全角スペースの判別が難しいままです。
「TrailingSpaces.sublime-package」のパッケージを入れる
(1)「Package Control」で「TrailingSpaces.sublime-package」を検索してインストールします。
(2)(1)で失敗する場合は、GitHubのZIPをダウンロードして、解凍したフォルダを「Preferences -> Browes Packages」に配置し、Sublime Textを再起動する。
(3)「Preferances -> Package Settings -> Trailing Spaces -> Settings – User」に以下を追記し、Sublime Textを再起動する。
{ "trailing_spaces_regexp": " |[ t]+", //全角スペースを正規表現に追加 "trailing_spaces_highlight_color" : "comment", //コメントの色でハイライト }
7. Subleme Text自体のテーマとカラースキームを変更する。
Subleme Textには多くのテーマがあるのですが、私の使っている「Soda Theme」のテーマとカラースキームを設定します。
7-1. 「Soda Theme」のテーマのインストール
(1)「Package Control」で「Theme – Soda」を検索してインストールします。
(2)(1)で失敗する場合は、GitHubのZIPをダウンロードして、解凍したフォルダを「Preferences -> Browes Packages」に配置し、Sublime Textを再起動する。
(3)「Preference -> Settings – User」に以下を追記し、Sublime Textを再起動する。
{ "theme": "Soda Light 3.sublime-theme", // テーマを設定 "soda_classic_tabs": true, // タブを丸みのあるスタイルに設定 "soda_folder_icons": true, // サイドバーのフォルダアイコンをSoda仕様に設定。 }
7-2. 「Soda Theme」のカラースキームの設定
(1)「Soda Theme」 から「colour-schemes.zip」をダウンロードして、解凍した以下のファイルを「Preference -> Browse Pacakages -> User」配下し、Sublime Textを再起動する。
Espresso Soda.tmTheme
Monokai Soda.tmTheme
(2)「Preference -> Color Scheme -> User」から「Espresso Soda」を選択します。
「Preference -> Settings – User」に以下が追記される。
{ "color_scheme": "Packages/User/Espresso Soda.tmTheme", // カラースキームに「Espresso Soda.tmTheme」を選択 }
これで、十分使える設定になりました。後は、開発に応じて、パッケージを入れていくことで、どんどんパワーアップしてきます。
ちなみに、何かのプログラムを書いて「Ctr + B」を実行すると、実行結果を見ることができます。実行できる言語は「Tools -> Build System」から確認できます。
次回は、Package Cotrolをインストールする上で発生するプロキシ問題について書こうと思います。
環境
OS : Windows7
Sublime Text : Sublime Text 3