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2018年1月22日 By KD コメントを書く

WordPressのメモリ上限を上げる方法

WordPressのメモリ上限を上げる方法

WordPressでいろいろプラグインを入れているとメモリが不足してくることがあります。表示が遅くなったり、場合によっては真っ白な画面になったりしてしまいます。今回はそんな時にメモリ上限を上げる方法を紹介します。

WordPressのメモリ上限の書かれたファイル

それでは設定ファイルから見ていきましょう。

WordPressのメモリ上限の書かれたファイルは「default-constants.php」です。

Xserverの場合は、「ドメイン名 -> public_html -> wp-includes -> default-constants.php」にあります。

スクリーンショット 2018 01 15 23 31 20

WordPressのメモリ上限の設定値

WordPressのメモリ上限の設定値は以下の2種類あり、それぞれ目的が異なります。

WP_MEMORY_LIMIT

  • PHPが使用するメモリの上限を決める値
  • デフォルトは40MB(シングルサイト)、64MB(マルチサイト)
  • 「Allowed memory size of xxxxxx bytes exhausted」のようなエラーが発生している場合は上げる必要がある

WP_MAX_MEMORY_LIMIT

  • 管理者タスクを実行時に、PHPが使用するメモリの上限を決める値
  • デフォルトは256M
  • 通常は管理者タスクはメモリを多く使うため、WP_MEMORY_LIMITより大きい値を設定する

詳しくはwordpress.orgの公式サイトを参照して下さい。

WordPressのメモリ上限を上げる

それでは実際に設定値を変更してみましょう。今回は、通常のシングルサイトだと仮定して、控えめにWP_MEMORY_LIMITを96MBに変更してみましょう。

    // Define memory limits.
    if ( ! defined( 'WP_MEMORY_LIMIT' ) ) {
        if ( false === wp_is_ini_value_changeable( 'memory_limit' ) ) {
            define( 'WP_MEMORY_LIMIT', $current_limit );
        } elseif ( is_multisite() ) {
            define( 'WP_MEMORY_LIMIT', '64M' );
        } else {
            define( 'WP_MEMORY_LIMIT', '96M' );
        }
    }

    if ( ! defined( 'WP_MAX_MEMORY_LIMIT' ) ) {
        if ( false === wp_is_ini_value_changeable( 'memory_limit' ) ) {
            define( 'WP_MAX_MEMORY_LIMIT', $current_limit );
        } elseif ( -1 === $current_limit_int || $current_limit_int > 268435456 /* = 256M */ ) {
            define( 'WP_MAX_MEMORY_LIMIT', $current_limit );
        } else {
            define( 'WP_MAX_MEMORY_LIMIT', '256M' );
        }
    }

上記の色がついている所が設定値で、6行目がWP_MEMORY_LIMIT(マルチサイト)、8行目がWP_MEMORY_LIMIT(シングルサイト)、18行目がWP_MAX_MEMORY_LIMITになります。今回の場合はシングルサイトですから、8行目を40M -> 96Mに変更すれば完了です。

最後に

いかがでしたか?WordPressをある程度使いこなしてくるとどうしてもメモリ上限を上げる必要が出てきます。エラーが出ても焦らずに対処しましょう。

カテゴリ : ライフハック タグ : wordpress, xserver

2018年1月12日 By KD コメントを書く

XserverとWordPressのSSL設定と保護された通信にならない場合の対処法

XserverとWordPressのSSL設定と保護された通信にならない場合の対処法

Google主導のもと、SSLじゃないサイトは排除される流れになっています。SSLはセキュリティ強化なので、ユーザのことを考えれば当然の流れとも言えます。今回はXserverにWordPressを構築されている場合のSSL化の方法を紹介します。

XserverとWordPressでSSLを設定する

そもそもXserver (Xdomain) を選んだ人はすでにSSL化を見込んでいますよね?なぜならXserver (Xdomain) ではSSL化が無料だからです。個人のブログにおいては十分で、SSL証明書を購入する必要はありません。

Xserverの設定

まず、ServerPanelにログインし、以下の「ドメイン -> SSL設定」を選択します。

スクリーンショット 2017 12 24 17 40 18

後はSSL化したいドメインを選択して、SSLを有効化すれば完了です。簡単ですね。

WordPressの設定

WordPressの「設定 -> 一般」から、以下のURLを「http -> https」に変更します。

  • WordPress アドレス (URL) : https://yoursite.com
  • サイトアドレス (URL) : https://yoursite.com

スクリーンショット 2017 12 23 14 31 55

ここまででSSLの設定は完了です。

なぜか「保護された通信」にならない場合の対処法

今までの手順でSSH化は完了し、URLは「http -> https」に変化している思います。しかし、今までに記事をある程度書いている場合は、以下のように「保護された通信」にならない場合があります。

スクリーンショット 2017 12 23 13 40 51

この原因は、ブログのどこかにSSLじゃない通信(httpで始まるURL)が含まれていることが原因です。

試しにChromeブラウザでサイトを表示し、「option+command+I」でエラーが無いか確認してみましょう。以下のように「Mixed Content」のエラーが出ていれば想定通りです。これは記載の通り、httpsとhttpがミックスしているという意味ですね。

スクリーンショット 2017 12 23 13 35 39

あとはhttpのURLを直すだけなので、地道に投稿一覧からエラーの記事を開いてURLを直していくか、あるいは、httpをhttpsに置換するだけで十分な場合はWordPressの以下のプラグインで一括置換ができます。

Search Regex
Search Regex
Download QR-Code
Search Regex
Developer:
Price: Free

もしプラグインで一括置換をする場合は、後で元に戻せないので、慎重に実施して下さい。

URLの修正が全て完了してURLを見ると。。。

スクリーンショット 2017 12 23 16 03 25

「保護された通信」と表示されていますね。これでSSL化は完了です。

最後に

Xserver (Xdomain) を代表するように最近のレンタルサーバはサービスが良いです。今の時代SSLにしないという選択肢は存在しないため、レンタルサーバの無料SSL化は必然ですが、まだ対応していないところも多いので、レンタルサーバ選びの際には気をつけて下さい。

カテゴリ : ライフハック タグ : ssl, wordpress, xserver

2017年12月26日 By KD コメントを書く

MarsEditのつまずかない初期設定

MarsEditのつまずかない初期設定

ブログをWordPressにしたことで、記事作成ツールも新しくしてみたくなり、お高いMarsEditを導入してみました。いや、ほんと使いやすいですね、これは。しかし、導入時点でつまずいた点があったため、できるだけ私がやった通りの流れでつまずかない初期設定を紹介します。

そもそもMarsEditとは?

MarsEdit 4 - Blog Editor
MarsEdit 4 - Blog Editor
Preorder QR-Code
MarsEdit 4 - Blog Editor
Developer: 仕事効率化
Price: unknown

主にプロブロガーの中で絶大な支持を集めている記事作成ツールで、現在価格が6000円もするお高いツールです。正直、機能に対して価格が高騰している感じはしますが、残念ながら代替となるツールが無いためこの価格でもほしい人はたくさんいる状況です。もちろん、私もその一人となりました。

では、そこまで高い買い物をして得られるメリットは何でしょうか?以下の3点が好まれている主な理由です。

  • ライブプレビュー(記事を書きながらプレビューが見れる)
  • ネット環境なしでも記事が書ける
  • 写真のアップロードが簡単にできる(実はこれが一番嬉しい)

これらは、Web上のエディタである程度の期間記事を書いたことがある人なら誰でも感じるあのモッサリ感、編集中にシステムエラーで書き途中の記事が吹っ飛ぶイライラ感、システムが勝手に変な編集をしてHTMLをぐちゃぐちゃにする失望感、、、などなどから解放してくれるということです。(Tumblrを使っていた時の不満です)

また、エンジニアの視点で見れば、開発環境を作る時にローカル環境でプレビューさせながらコーディングするようにするのはもはや常識なので、便利に決まっているのです。

初期設定

App StoreからMarsEditを購入し、ダウンロードしたという前提で説明します。まず、MarsEditを起動すると以下のダイアログが出るので、ブログ名とURLを入力します。

スクリーンショット 2017 12 24 16 42 08

その後で、自動設定が実行されるのですが、これは確実に失敗します。(軽いバグですね)出来が悪い感じですが、気にせずに進めます。

スクリーンショット 2017 12 24 16 42 17

そうするとメインのウィンドウが開くので、自分のサイトをダブルクリックして設定を開きます。

スクリーンショット 2017 12 25 0 49 19

あるいは、上部のメニューから「MarsEdit -> Preferences…」からでも設定を開けます。

スクリーンショット 2017 12 25 0 52 27

そして「Blog -> Connection」を選択し、以下の2箇所を設定します。

  • API Endpoint URL : https://yoursite.com/xmlrpc.php
  • Blog ID : 1

API Endpoint URLに設定するURLは、自分のサイトのURL(例えばhttps://yoursite.com/)の後ろに「xmlrpc.php」を足したものになります。これはWordPressのXML-RPCという仕組みを呼び出すためのものです。

スクリーンショット 2017 12 25 0 49 48

その後で「自分のサイト名 -> Refresh」あるいは上部の更新ボタンからリフレッシュします。

スクリーンショット 2017 12 25 1 02 16

すると、サイトのユーザ名とパスワードを聞かれるので、いつもWordPressにログインしている時と同じものを入力します。

スクリーンショット 2017 12 24 18 09 55

リフレッシュが成功し、今まで書いた記事が一覧に表示されれば初期設定は完了です。やっと使い始められます!

スクリーンショット 2017 12 24 18 11 02

トラブルシューティング

もし、この記事で説明している方法で初期設定が失敗した場合は、考えられる点は2つです。一つは、WordPressのプラグインによる問題、もう一つはレンタルサーバの設定による問題です。前者の場合は、プラグインを一つ一つ外して確認するしか手がありません。後者の場合というのは、レンタルサーバが独自でセキュリティ強化をしている場合で、具体的にはWordPressのXML-RPCにむやみにアクセスされないように権限設定をしていることがあります。

例えば、Xserver (Xdomain) の場合を紹介します。

どうしても設定うまくいかない場合に、自分のXML-RPCのURL(例えば、https://yoursite.com/xmlrpc.php)をブラウザで実行してみてください。すると、以下のように403エラーが出ている可能性があります。もしそうなら、レンタルサーバのセキュリティ設定の問題で間違いありません。もしかして海外からその作業をしていたりしませんか?日本のレンタルサーバは海外からのアクセスを制限するようにしていることがあります。

スクリーンショット 2017 12 24 18 02 48

海外からアクセスして使いたい場合の対処方法は、Xserver (Xdomain) の管理画面にログインし、「WordPressセキュリティ設定」を選択します。

スクリーンショット 2017 12 24 17 43 19

そして、以下の設定をオフにすれば解決します。ただし、注意書きにあるように、セキュリティが弱くなるため、自分で「.htaccess」ファイルを編集するか、セキュリティ強化のためのプラグインを導入することをオススメします。

スクリーンショット 2017 12 24 17 43 46

最後に

MarsEditの初期設定は成功しましたか?私は海外から初期設定を行ったためにトラブルシューティングに記載してある問題に直面して時間を無駄にしてしまいました。。。このブログを見ている方々は私の分まで時間を有意義に使ってくださいね。また、価格が高いと思われる方でもダウンロードは無料で、1カ月はお試しで利用できるので、試してみる価値はあると思いますよ。

環境

  • MarsEdit : 4.0.4
  • WordPress : 4.9.1

カテゴリ : ライフハック タグ : marsedit, wordpress, xserver

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About Author

KD

世界を旅し日本を愛するエンジニア。大学でコンピュータサイエンスの楽しさを学び、日本の大手IT企業で働く中で、新しい技術やスケールするビジネスが北米にある事に気づく。世界に挑戦するための最大の壁が英語であったため、フィリピン留学およびカナダ留学を経て英語を上達させた。現在は日本在住でエンジニアとして働きつつ、次の挑戦に備えて世界の動向を注視している。挑戦に終わりはない。このブログでは、エンジニアやデザイナー向けの技術情報から、海外に留学したい人向けの留学情報、海外に興味がある人向けの海外旅行情報など、有益な情報を提供しています。

https://casualdevelopers.com/

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